[母へ−百合の言葉−]
母さん
ごめんなさい
あなたを置いて往く事を
どうか許してください
母さん
あなたと出会えて
私は幸せでした
あなたを”母”と呼べて
私は幸せでした
ずっと独りでした
魔女と呼ばれ
恐れられて
ずっと独りでした
けれどあなたは
あなた方は
私を見てくれました
名を呼んでくれました
母さん
ありがとう
私は幸せでした
あなたを”母”と呼べて
ぬくもりを知れて
私は幸せでした
ですから母さん
どうか嘆かないで
どうか傷つかないで
私が死んでしまっても
私が逝ってしまっても
どうか笑っていてください
いつものように
向日葵のような
あの温かい笑顔で
笑っていたあなたが
一番好きでしたから
母さん
ごめんなさい
母さん
ありがとう
母さん
ごめんなさい
あなたを置いて往く事を
どうか許してください
母さん
あなたと出会えて
私は幸せでした
あなたを”母”と呼べて
私は幸せでした
ずっと独りでした
魔女と呼ばれ
恐れられて
ずっと独りでした
けれどあなたは
あなた方は
私を見てくれました
名を呼んでくれました
母さん
ありがとう
私は幸せでした
あなたを”母”と呼べて
ぬくもりを知れて
私は幸せでした
ですから母さん
どうか嘆かないで
どうか傷つかないで
私が死んでしまっても
私が逝ってしまっても
どうか笑っていてください
いつものように
向日葵のような
あの温かい笑顔で
笑っていたあなたが
一番好きでしたから
母さん
ごめんなさい
母さん
ありがとう
最終決戦直前のセラの心情です。
たぶん彼女は自分が死んでしまうということを覚悟していたと思ったのです。
母を遺して逝ってしまう彼女の心苦しさが書き表せているといいのですが・・・