[エゴ]
 
君達といつまでもいたかった
君の支えになりたかった
彼女の支えになりたかった

覚悟はしていたんだ
ぼくは何も持っていないから
彼女のようにずっと君のそばにいることはできない
それはわかっていたんだ

君の紋章のことも
彼女の紋章のことも
全部知っていたんだ

だから
もちろん 君の紋章に呑まれてしまうかもしてないことも
知っていたんだ
彼女が ぼくが呑まれないように気をつけていたことも
知っていたんだ

そうなったとき
君は自分を責めるだろう
彼女は自分を責めるだろう
それも わかっていたんだ

それでも
ぼくは 君達から離れる気はなかったんだ
ぼくのエゴだね
ぼくのエゴで 君達を傷つけてしまうだろう
素直じゃない 大切な友人
妹のような 大切な友人

それでも
ぼくは
君達が
大好きだから

素直じゃない 大切な友人
妹のような 大切な友人

離れることを

選びたくなかったんだ

[投稿者様コメント]
少なくとも ともにいた時間
彼らは癒されたのではないかと思います