[きっと]

いつからだろう
君の瞳に 闇が生まれたのは
いつからだろう
君の笑顔が 悲しく見えるようになったのは

ぼくは・・・・

君の支えにはなれないのだろうか
君はぼくを頼ってくることはないのか

君の闇を取り除いてくれる
そんな人はいるのかな

できれば
ぼくがその存在になりたいけれど

ぼくは
君にとって
戦友だから
君は
ぼくにとって
大切な人だけれど

それでもいい
君の瞳から
君の心から
いつの日かきっと

きっと 消えることを
ぼくは
ぼくも
願っている

[投稿者様コメント]
この詩には特に『いつ』というのはありません。
きっと、ヒロインの瞳から闇がなくなるまで
W主人公は思っているのではないかと思います。
そして、最後の ぼくは といったところを ぼくも
と言い換えたところ 鋭い人はわかるかもしれません
それは、彼女の周りにいる人間
それと、彼女の恋人、家族
それらを指しています。
はたして彼女は思われていることに気づくのでしょうか・・・