〜セラさんの場合〜



[3時代に入る2ヶ月前/魔術師の塔/裏庭にて]


※この色の時は 心の中です※




1:答えてくれているあなたのお名前は?
 セラと申します。(伏し目がちに)
 一体。何を聞かれるのでしょうか……?

2:今は何処にいるの?
 魔術師の塔と呼ばれる地に…。

3:さんは一緒ですか?
 いいえ……彼女は私が15の時に、ルカと旅へ出かけられました。
 今、貴女は………どの地を踏みしめているのですか……?

4:さんとあなたの関係は?
 は、私を『娘だ』と……。そう、笑って言ってくれました。
 私も、彼女を自分の母だと思っています。
 こんな……魔女と呼ばれ忌み嫌われていた私を………受け入れてくれた人。
 私の母は……………貴女だけです。


5:さんと初めて会った場所は?
 この塔です……。
 あの時、私に向けてくれた笑みは…………一生涯忘れる事はありません。

6:一緒に戦ったりしてます?
 戦い方を教えて頂いた事は、何度か……。
 紋章術はルック様に。
 には、ロッドで敵を上手く殴る効率的な方法、というのを教わりました。
 『けど、モンスターにも命があるのだから、出来れば命を取って欲しくない』
 貴女はそう仰ってました…………。
 でも………私はこれからその教えを………。


7:あなたは何か紋章宿してますか?
 はい。流水の紋章と、烈火の紋章を……。

8:宿す事が出来るならほしい紋章ってありますか?
 いいえ……。
 あの場所に居た時、どれ程この『力』を恨んだ事か……。
 けれど、それがあの方の目的の成就に役立つなら………私は………。


9:さんは紋章持ってたりします?
 はい。
 ルック様が、『彼女が持つ紋章は、少し特殊なものなんだ』と言っていました。
 ですが、宿す事でどういった効果があるのか、というのは分かりません…。
 あの時のルック様の表情は………とても辛そうで、悲しそうで……。
 貴女は……どうしてルック様に、あのような顔をさせるのですか………?


10:さんの第一印象教えて〜
 笑顔が……とても素敵でした。
 私に笑いかけてくれた………それだけで………。
 胸の中に詰まっていた靄を………取り払って下さったのです。
 けれど、その笑顔の中にある『何か』は………儚くて、とても胸を締め付けて……。
 私は『貴女を守れるべき存在になりたい』と………想いました。

11:恋愛感情抜きでさん以外で好きな女の子はいますか?
 ……………。(困惑)
 質問の意味が………理解出来ないのですが………。

12:仲の良い男友達は?
 友……達?
 友達………………。

13:1人の時って何しているの?
 読書をしたり、塔の屋上へ上がり、空を仰いでみたりしています。
 向日葵と百合の世話をするのが、私の日課になっています。
 ごめんなさい………あなたたちの世話が出来るのも、あと僅かな時間……。
 私がここから姿を消しても……………空よ……どうかこの子達に、恵みを与え続けて下さい。

 そして出来る事なら、彼女の想いが、一時でも安らぐ場所に………。

14:あなたの趣味って何かある?
 趣味は……この子達の世話をする事です。(百合と向日葵を見ながら)
 それをルック様やのお部屋に飾る事………でしょうか?

15:人には言えない秘密の趣味ってあるの?(ニヤリ)
 秘密の…?
 秘密とは、どういった秘密でしょうか……?(困惑)

16:何かコレクションとかある?
 コレクション……(考)
 がくれた『ぬいぐるみ』達が、そう呼ばれる物なのですか?
 私の部屋に、沢山飾ってあります…。

17:尊敬する人は誰ですか?
 尊敬…ですか…。
 私にとって尊敬出来る方は、ただ一人です。
 彼女の言動や行動、そしてその人柄………全てが……。
 私の……一人だけの憧れであり、尊敬以上の想いを抱かせてくれました……。


18:これだけは人に負けない!!っていうのある?
 ……………。(切なそうに眉を潜めて)
 済みません、次へ………。

19:さんを巡るライバルっていますか?
 ライバル………ですか?(困惑)
 そんな事を仰られても………。

20:お風呂には一日何回入ってますか?
 は「女の子は清潔にしておかなきゃダメ!」と…。
 ですので、一日二度は入るようにしています…。
 もちろん、朝と晩ですが……。(困)

21:さんとお風呂に入った事は?(笑)
 …………(頬が赤くなる)
 幼い頃は、一緒に………(照・俯き)
 どうして、いきなりこういった質問になるのでしょうか……?(心底困)

22:好き嫌いは多い方ですか?
 いいえ。
 好き嫌いは良くない、とが言っていましたし、私も嫌いな物はなかったです。
 ですが…………いえ、何でもありません。
 私よりも、の方が好き嫌いしていた気が……。

23:さんってお料理は得意なの?
 クッキーの作り方を教えてもらいました。
 他にも『煮物』という料理や、『肉の保存の仕方』など……。
 とても家庭的な……方なんです。

24:小さい頃の夢って何かあったかな?
 ………………。
 私の……………夢は……………。
 済みません、これは………言ってはいけない事なんです……。

25:宝物ってありますか?
 このロッドです。
 紋章術を学ぶ際、がこれを、私の為に購入して来て下さったんです。
 貴女からは…………沢山の『愛情』というものを………教えてもらいました……。
 私が欲していた『情』を………貴女方は、沢山教えてくれました。


26:この世界には色々とゲームありますけど得意なのってありますか?
 ゲーム………。
 グレッグミンスターへ買い物に出掛けた際、は「色んな事を知っておいて損はない」と、  『ちんちろりん』というものを、しようとしていたのですが……。
 ルック様に見つかって、お説教されてました……。

27:苦手な人って誰ですか?
 いません……。

28:朝起きていきなりダックになってたらどうします?
 …………(←どう答えて良いか分からないらしい)

29:さんがコボルトになったらどうします?
 彼女なら………とても素敵になるのではないかと……(目を泳がせつつ)
 そんな質問をされても…返答に困ります……。

30:さんを『かわいい』って感じるのはどんな時?
 可愛らしい時もあります。
 ですが、私にとって彼女は………可愛らしいというよりも、素敵という表現が合っています…。

31:逆に『怖い』って思う事はある?
 何度か……本気で怒った彼女を見ました。
 それもこれも、私があんな事を言ってしまったからなんです……。
 でも、私の頬を叩いた時、彼女は涙を見せながらも言って下さったんです。
 「存在意義のない人間なんか、一人だっていない」と……。
 あの時の……たったそれだけの一言が…………私の心を救って下さったんです。

32:あなたはお酒って飲めますか?
 いいえ……。
 は「飲みたいと思う日までは、手を付けない方が利口だよ」と……。
 けれどその言葉には………とても重いものが詰まっている…………そう感じました。

33:さんと酒飲み対決、勝つ自信はありますか?
 お酒を嗜んだ事がないので、何とも言えません……。
 ですが、いつかルック様が………。
 「はすぐに飲まれるからね。君の方が絶対強い」と仰ってました…。

34:自分とドレミの精・・どっちの方が歌が上手いと思う?
 に教えてもらった事は、何度かあるんですが……。
 彼女の口ずさむものは、いつも悲しくて胸に響いて………けれどとても優しく感じました…。

35:ある日・・さんが手の平サイズになってしまいました。どうしますか?
 ルック様に………お知らせすると思います…。

36:さんが自分以外の男とラブラブな雰囲気・・・邪魔しますか?
 私にそう仰られても………。

37:さんが甘えた声で「お願い〜鼻の穴にピーナッツ入れて飛ばして〜V」と頼んで来たらやりますか?
………………(←困り果てて俯いてしまう)

38:馬に乗る事は出来ますか?
 いいえ……。

39:好きな動物っています?
 『もさもさ』が……。

40:苦手な生き物とかは?
 に「虫を見たらキャーー!って奇声上げなさい!」と……。
 ですが、何故声を上げなくてはならないのか、理解出来なくて……。(←虫平気な人)

41:さんにさせてみたいコスプレは?
 コスプレ……?(説明中)
 今のままで充分…………素敵なんです。

42:あなたの元気の素ってなんですか?
 ………………。
 済みません、次の質問へ……。

43:さんとあなた・・体力はどちらの方が上?
 です…。

44:さんとショートコントをする事になりました。あなたはボケ?つっこみ??
 …………………(只々困惑)

45:あなたは自分が黒いと思う?
 に「あんたは色白で良いねぇ…」と言われました。(←意味を履き違えてる)

46:好きな色はなんでしょう?
 蒼です…。
 も「蒼が好き!」と…………笑って言ってくれました。

47:さんのイメージカラーは?
 全ての色に統一されている…………そう思います。
 暖かくて優しくて賢くて………。
 けれど、あの瞳の奥にある『何か』は………いつも寂しそうで……。

48:朝起きて、頭がアフロになってたらどうしますか?
 ………?(説明中)
 ………………………(多大に困る)

49:あなたの落ち着く場所って何処ですか?
 この塔です……。
 いいえ、きっと…………彼等の元なのでしょう……。

50:さんがあなたの部屋に来ました。でも、あなたは着替え中でパンツ一枚!どう反応しますか?
 …………………(状況推測中)

51:では逆に着替え中のさんを偶然見てしまったら?
 ノックはするように、と教えられました。
 ですから、そういった状況になった事が、ありません…。

52:砂糖がたっぷりかかった激辛カレーと、唐辛子がたっぷりかかったショートケーキ食べるならどっち?
 ……………カレー………でしょうか?

53:普段持っている武器以外で何か特別な武器ってありますか?
 いいえ………。
 武器と言われるものを持つ事は、「危ないから」とに禁止されてます…。

54:さんはあなたの事なんて呼びますか?
 セラ、と……。

55:さんとケンカをしてしまいました。原因はあなたです。謝る事は出来ますか?
 はい。(素直に育った)

56:ハゲとデブ・・なりたくないのはどっち?
 ……………(困惑・俯)

57:自分がさんに「愛されているんだな〜」って感じる瞬間はありますか?
 隣で読書をしていて、ふと顔を上げた時に………目を合わせてくれて、笑って下さる時。
 他にも、愛してくれていたと感じる時は、沢山ありました…。

58:得意な楽器とかってあるかな?
 バイオリンです。
 15の時………彼女がルカと旅に出る時までです。
 グレッグミンスターの名のある方に、教えて頂いてました。

59:天気は晴れが好きですか?それとも雨の方が落ち着く??
 双方共に…。
 雨はこの子達に癒しを与え、晴れはこの子達に恵みを与えてくれます…。(百合と向日葵を見ながら)
 私も………貴女方から、沢山の癒しと恵みを与えてもらいました……。

60:犬、ムササビ、タコ、馬、グリフォン、竜、虫・・・飼うならどれ?
 は「ムササビ飼ってみたい」と……。
 彼女が言うなら、私も賛成です。(一つ頷いて)

61:罰ゲームで青汁を飲むことになりました。いける?
 はい、好き嫌いは良くないと、が言ってましたので…。

62:王様ゲームをする事になり、あなたは王様です。さんの番号はわかってます。何かさせますか?っ!!?
 何所の国かも分からない言葉…………その歌を………歌ってもらいたいです…。

63:かっこいいな〜って思う同性はいますか?(変な意味じゃなくて)
 です。

64:さん交えて皆で闇鍋をする事になりました。具は何を投入しますか?
 ……マヨカレーを入れようと思います。(←の刷り込みにより、かなりのマヨラー)
 マヨカツにマヨチャーハン………マヨシチューも捨て難いです……。

65:さんと一緒にしたい事は何ですか?
 傍に居て、頭を撫でてくれるだけで……(目を伏せ)

66:さんと・・結婚って考えたりします?
 …………(かなり戸惑い気味)
 女性同士では、結婚出来ないのでは…?
 それより私は、彼女をそういった対象としては……(困)

67:あなたの朝食はごはんですか?パンですか?それとも・・・・
 はお米で、ルック様はパン………ルカとレックナート様も、パンでした。
 一人ではとても可哀想だったので、私もお米で朝食を食べていました。

68:さんがあなたの為に料理をしました。しかしそれはとても食べれそうにない位のモノです。ちゃんと食べてあげる自信はありますか?
 ……………(かなり悩)
 彼女が作るもので、不味いものは一度もなかったです…。

69:運は強い方だと思いますか?
 ……分かりません。
 ですが、がいつか、ルック様は運が悪いと言っていました。

70:さん以外で自分の事好きなんだな〜って感じる人はいますか?
 …………。
 私の事を想って下さる方は、沢山いる…………。
 それがの言葉なんです。
 その言葉が、どれだけ私に安堵を与えてくれたか…。

71:えっと・・さんって初恋?
 ……………。(俯き困惑←そりゃ困惑するわ)

72:さん以外でお付き合いした事ある女性っていましたか?
 ―――質問執行者により、停止―――

73:宝くじって買った事ありますか?
 いいえ、ありません。
 ルック様は、「自分の望むものは、自分で手に入れるものだ」と仰ってました……。
 私も……そう思います。

74:さんとしばしのお別れ。「これ、私だと思って一緒に夜、寝てね」と言われてぬいぐるみを渡されました。一緒に寝てあげる?
 はい…。
 彼女が旅に出る際、そっと手渡してくれた物………。
 それは、ルック様も誰も知る事はなく………私と彼女だけの、秘密なんです…。
 貴女の優しさが詰まった『それ』を…………その想いを………私はこれから………。

75:あなたは今の髪型をセットするのに時間は結構かかったりするんですか?
 髪を結うのは、一人で出来ます…。

76:さんの髪の毛やってあげたりする?
 ここで共に暮らしていた時は、時たまですが手伝いました。
 とても綺麗な髪をしていて、陽の明かりをいつも反射していて………とても素敵でした。

77:演劇をする事になりました。演目は「シンデレラ」です。もちろんさんがシンデレラです。あなたは何の役に立候補しますか?
 狩人です……。
 彼女を逃がし、彼女の為なら王妃から責められても………苦にはなりません。
 これから私が………私達がしようとしている事を知ったら………貴女は、責めますか?
 貴女がそれを知り、私達の前に立ちはだかるとしたら………私は………。


78:さんに「ペアルックしよう?」ってねだられたらやりますか?
 はい。(即答)
 幼い頃、一度そういった催しをした事があります。
 「とても似合う」と言われて……(頬赤)
 もとても素敵でした。

79:今日はあなたの誕生日、さんがプレゼントくれるみたいです。何が欲しいですか?
 今……………は……………。
 私を……………どうか………………許して下さい、

80:逆にさんの誕生日には何かプレゼントしますか?
 彼女が望むものなら、如何様にも……。
 私の全ての力を使ってでも、彼女の欲しい物を手に入れます…。
 貴女が望む『モノ』…………。
 けれど私達は、それをきっと壊そうと……………しているのかもしれません………。


81:あなたは賞味期限の切れたモノを食べてしまいました・・さて、胃は丈夫な方ですか?
 そういったものを、食べた事がありません。

82:この世界には色々と料理人いますけど・・誰の料理が一番ですかね? ?
 の作られる料理は、味付けも濃く、どれもとても美味です。
 ルック様が作られる料理も、少し味が薄いですが、とても美味しいです。(←何気に濃い味派)

83:あなたは手先は器用な方ですか?
 ………………(考え中)
 どうでしょうか………器用と言えるほど、何かした事はありません…。

84:この世界がもし、戦争のない世界だったら今頃何をしてたと思いますか?
 私…………は……………っ。
 あの方の望む『変化のある世界』を……………。
 その為になら…………この命を差し出しても…………構わない…………。
 でも………………はきっと………。

85:行って見たい国ってありますかね?
 デュナン地方へ行きたいと…。
 やルック様が共に力を使い、沢山の想いにより作り上げられた国……。
 一目、この目で見てみたいです。
 けれどそれも………もはや叶う事はないのでしょう……。

86:この人には負けたくない・・って人います?(さんの事は抜きで)
 いいえ…。

87:さんには負けたくない事ってありますか?
 私は彼女に…………なんでもありません…。
 彼女が許してくれるなら………私は………どんな罰をもこの身に受けます……。

88:世界が崩壊してしまいました。自分1人きりになるのとさんが一人きりになるの・・耐えられないのはどちら?
 私達が、これから行う事………その末にそうなるのなら………。
 罰は………私が受けます。私こそが、受けるべき孤独なのです……。
 許して下さい、どうか………。

89:さんの頼み事はあんまり断れない方ですか?
 …………はい。
 彼女が私に望んでくれる事なら、私はどんなものでも……。

90:逆にさんによく頼む事とかはあるんですか?
 共に過ごしていた時は、買い物に付き合って欲しい、とよく言っていました。
 私もと一緒なら、どこへ行っても…………心穏やかに過ごせました……。

91:さんの背中にあなたの苦手な生き物がくっついていました。とってあげますか?
 虫は平気なので、時たま背中を払わせて頂きました。
 「何?」と聞かれたので、「虫が…」と答えると……(小さく口元を緩める)
 「ヒッ!」と可愛らしい声を上げて、驚いていました。

92:あなたから見てさんてどんな人?
 私にとって、彼女は………。
 母であり、姉であり、大切な…………………『家族』。
 かけがえのないものを、得られなかったものをこんな私に与えてくれた、たった一人の女性。
 私はこれから、それを…………裏切る事になるのでしょう……。

93:あなたは用事があってさんのお部屋を訪ねました。そしたら留守でした・・しかし、机の上に日記帳が・・見・・見ちゃいます?
 いいえ………。

94:ある時、さんが屋上で1人で泣いていました。そっとしておきますか?それとも慰める?
 ルック様ならば、きっと僅かでも言葉をかけるのでしょう…。
 ですが私は………彼女に何か言葉をかけられるほど、彼女と対等ではない………そんな気がします…。
 出来るなら………………貴女の支えになりたい……………そう、想っていました……。

95:怒り爆発のさん、あなたに止める事は出来ますか?
 出来………ません(目を泳がせつつ)
 本当に…………怖いんです………。

96:幸せそうな笑顔のさん・・理由はなんだと思いますか?
 は、いつも幸せそうに笑っていました。
 ですが………その瞳の奥には、いつも哀しみが宿っていました……。
 貴女が心から笑えるように…………私は…………『先』を変えたいと、望んでしまうのです……。

97:さんに会えて今、幸せでしょうか?
 彼女に会えて………ルック様に出会えて…………私は、これ以上望むものはありません。
 いいえ、きっと……………本当に望むものは……………いつでもこの手の中にあった…。
 あの方達の笑顔こそが、私にとって…………ただ一つの幸せだと…………。

98:さんにこれから望む事ってありますか?
 これから起こる事………それを知っても、どうか…………。
 この地から去って下さい。遠い遠い所へ………。
 そしてどうか………ここへ戻る事なく、これ以上、瞳に更なる闇を宿す事なく……。

 ただ、笑っていてくれるよう…………。

99:今日の日付け教えてくれますか?
 太陽暦475年………年明けです。
 貴女と離れて、4年という月日が経ちました…。
 貴女が旅に出た理由を知っていても、それでもどうか、私達の望みが成就するまでは……。
 この地へ戻る事はないと…………戻って来て欲しくはないと、願ってしまいます…。


100:ここまで読んでくれた方に一言、お願いします〜
 ありがとう………ございます。(目礼)




[彼女を想い彼を愛し、望み得たものを胸に、戦にその身を捧げた人]
 の影響によりマヨラーという事が発覚したが、当人はマヨ好きなのでコレステロールとかは気にしていない。
 シンデレラと眠り姫を間違えるなど、所々天然ボケの素質が伺える。
 本編では、ルックとは違った意味で葛藤し、けれど彼への愛、そして心の闇を憂い、紋章破壊に力を使った。
 を母と慕い、ルックを最後まで愛し続けた、純真無垢で汚れ無き女性。