[全ては巡る]
光の中
陽は輝き 世に熱を与えたもう
この世界へと 恵みを施し
目を開ければ ほら
全ての存在に 意味をくれる
闇の中
月は照らし 星は瞬き
この世界へ 僅かな安息を
目を閉じれば ほら
全ての者へ 安らぎを振り分ける
この 愛すべき醜い世界へ生まれ落ち
生きるという道を歩みながら
時に愛し 愛されることを学んでいく
でも 全てのものには 終わりがある
知ることを知り
見ることを見
自らが 永遠を望んでいても
止まることのない中で 巡る
例えば それは・・・・
光の中
空を見上げ 目を細め
枠ばかりのこの世に 手をかざして
それでも ほら
全ての存在に 生を紡ぐ
闇の中
夜を感じて 星を語り
枠の無い世に 想いを馳せて
それでも ほら
全ての者へ 死を賜る
感じ 想い 愛し
疑い 憎み 呪い
それでも ほら
この世界は・・・・・・こうして巡っている